2018/09/09 Mrs. GREEN APPLE ENSEMBLE TOUR ~ソワレ・ドゥ・ラ・ブリュ~
ミセスのツアーファイナル。いやいやとんでもないことになってました。アルバム『ENSEMBLE』のジャケットの世界をそのまま再現したような、完全なるエンターテインメント。ジャケットの、扉の向こうに広がる世界が、多分、昨日わたしたち観客が観たステージ。前回ワンマンを観たのはいつぞやの国際フォーラム(「鯨の唄」が出た頃?)だったんだけど、その頃とははるかにパフォーマンスもMCもすべてがパワーアップしていて、とても結成5年とは思えない貫禄と、そして、歌・楽曲・ダンス(!)と、大森さんの才能にただただ驚かされたのでした(本当に21歳なの!?)。
失礼な話、どうしても似たようなパターンの楽曲が多くなりがちなバンドもある中、ミセスの場合、ロック、ポップス・・・アレンジ含めいろんなサウンドにチャレンジしていて、とにかくバリエーションが豊富で飽きさせないというか。そこに至るには、終盤のMCにもあったように、大森さんの中で色々と苦しみがあったに違いないけれど、それを乗り越えられる人って早々いないと思うから、全然間違ってなんてない。
アルバム含め、最近の「Love me, Love you」「青と夏」は特にお気に入りで、結構聴いていた身としてはそれが聴けるだけでありがたい気がしたけど、この日は、未発表曲含め新旧バラエティに富んだ約30曲を披露。まるでベスト盤を出したかのようなこれまでの集大成ともいえる3時間だった。