すごい音楽

ライブを観たときの話とか。

2016年10月観たライブ・その①

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★2016年10月7日 Mr.Children Hall Tour 2016 虹@日本武道館

10月にして2016年初めてのミスチル。奇跡的にファンクラブでチケットが取れた(野音のときは音のみだったので)。前回の「未完」ツアーのときのようなショー要素のあるド派手な演出とはうってかわって、電球をイメージしたシンプルなセットと、映像のみ。さすがに後半は盛り上がってみんなで歌ったり手拍子したりしてたけど、基本的には座ってしっとり聴きたい、大人のミスチル。「今まで24年やってきて、小さなホールを回らずにブレイクしちゃったから笑、25周年を迎える前に、ホールツアーをやってみました」と。「Over」の途中で、まるで釈明会見みたいに笑、歌詞の背景を説明していたけれど。

ほかの会場のセトリ見たら若干変わっててびっくり。わたしが聴きたかった曲、やってるし。。。

 

★2016年10月14日 VISUAL JAPAN SUMMIT 2016@幕張メッセ

GLAYLUNA SEAX JAPANの3バンドしか観られなかったけど。個人的に印象に残ったのはLUNA SEA。実は2000年の終幕ライブ以来だったのでは・・・?RYUICHIはじめ、みんな貫禄ありすぎてびっくりした。ただただ圧倒された。仕事の都合でX JAPANの途中で帰ってしまったけれど、少しでも生で聴けてよかった。

トンだ甲子園「男どアホウ サンボマスター2016」1日目

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「男どアホウ サンボマスター2016」1日目、サボ日大学園 vs. 初恋モード学園付属銀杏BOYZ高校の試合を観に行った。

わたしは甲子園&野球にまったく詳しくないのであれなんだけど、ところどころにたぶん好きだったらよりライブが楽しめたに違いない演出が。ステージ上はもちろん、会場内にビールの売り子さんがいたし、なんと「新木場の砂」のサービスも。なんと整理番号順の呼び出しもそれっぽかったとか・・・!

と本当は思ったことをつらつら書きたかったのだけれど、公式のレポが面白くてわたしはこれ以上無理だと思ってしまった笑。

2016年9月24日 サンボマスター vs 銀杏BOYS テキスト速報 - 男どアホウサンボマスター2016 - どアホウナビ

が、わかったことは、サンボマスター銀杏BOYZも長い付き合いなだけあって、お互いのリスペクト感が半端ないということ。サンボマスターがカバーした「NO FUTURE NO CRY」、最初アコースティックでしっとり始まって、あれ、原曲どんなんだったっけ、このままずっと聴かせる感じなのかしら・・・って思うほどだったけど、後半からドカンと激しく、彼らの勢いに変わってゆく。そうきたか!って驚きを隠せなかった(2日目はキュウソの「NEKOSAMA」をカバーしたそうでそちらも気になった・・・!)

最後、「峯田ンボマスター」として披露された「夜汽車でやってきたアイツ」。ANNを聴いている時も思ったけど、峯田さんと山口さんが話してるのってなんだか夫婦の会話みたいだなあ笑。ほっこりした。

しかしあれだね、サンボマスター銀杏BOYZのライブにカップルで来ている人が多くて、なんだかしょんぼりするよね、げふんげふん。

試合の決着がつかず、延長戦が行われるとのことで、いつになるかわからないけれどまた「銀杏サンボ」コールができることを今から楽しみにしている。ライブからすでに数日経っているのにまだその衝撃が忘れられないわ。

 

 

GLAY「BEAT out!」Anthology 〜軌跡の果て〜

BEAT out! Anthology

別に誰に読んで欲しいとかそういうのも特になく、思ったことをただ書き連ねるこのブログ、きょうは特に自分語りがひどくなりそうだな・・・というのもテーマがGLAY。なるべく行ったライブの感想は書くように心がけているんだけど、GLAYは書く自信がない。好きすぎて、客観的に書けないってわかってるから。

9日、彼らを代表するアルバムの一つといっても過言ではない「BEAT out!」のAnthology版が発売された。20年前のこの日はGLAYが初めて日本武道館でライブを行った日。わたしはまだその頃ファンではなかったからこのCDも後発で聴いたわけなんだけど・・・今回これを買ったのは、わたしがGLAYをすごく好きだなと思ったきっかけになった「軌跡の果て」が収録されているからである。もうずいぶん前のことだけど、この曲にときめいたあの日のこと、今でも覚えているなあ。そのときはカセットテープしかなくて、真夜中、それを聴きながらなんともいえない虚無感に襲われたんだよな。わたしは昔からタクローがすごく好きだったんだけど、当時はこの曲が作られた背景は全く知らなくて。もっとこの曲を作った人の「中身」が知りたいって純粋に思った。まあ、当時の彼の人生を表した曲だから、この曲に惚れ込んでしまうのも全然おかしくない話なわけで。好きになるべくしてなった曲。

ブックレットに載っていたタクロー直筆の歌詞を見たらもともとは「奇跡の果て」だったということがわかった。どうして「奇跡」→「軌跡」にしようと思ったんだろう・・・すごい気になる。去年の東京ドームで久しぶりに演奏されて、あらためてGLAYの歴史を象徴するにふさわしい曲だなあと思ったんだけど、よくよく考えたらこれを歌っていたのは20代半ばなわけで。この重み・・・引き受けたTERUはすごいと思うな。

ブルーレイ(渋公)観たら、なんだか観てるこっちが恥ずかしくなるくらい青臭かった・・・。とにかく眉毛が全員細い笑!!!

 

#ザンジバルナイト

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先日、中野サンプラザで行われたリリー・フランキーミッツ・マングローブMCのイベント「ザンジバルナイト」に行ってきた。お目当ては久しぶりに出演する峯田さん。この間の中野のライブで、「またここで歌いたいです」って言ってたけど意外とその日近かったなあ笑。そして、個人的に昭和歌謡の世界がすごく好きなのでわたし好みのイベントなのである(なので出演者に対し、観客の年齢層が少し高いw)。

峯田さんは「骨」と「レイニーブルー」を歌っていた。「骨」はすごく予想できてたんだけど、カバー曲、何披露するのかなってすっごく楽しみにしてた。中島みゆきか、ちあきなおみか、そのあたりかな〜と勝手に思っていたらまさかまさかの徳永英明!!子供の頃よく聴いていたんだそうな。「レイニーブルー」ってしっとりとして甘い声で聴かせる・・・的なイメージがあるけれど、いい意味で完全に崩壊していて。あとでリリーさんに「徳永英明さんが峯田君の歌聴いて、レイニーブルーだってわかるかねえ」って言われてたほどだった。本人のマネや世界観をキープすることなく完全に自分の歌にしてしまっているところ、尊敬する。この人真夜中にカラオケしたらきっとこういう感じなんだろうな・・・と見ていて微笑ましくなってしまった。

 

#東京の銀杏好きの集まり

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銀杏BOYZ、8年ぶりのツアー最終日となった8月17日…中野サンプラザにて「東京の銀杏好きの集まり」が行われた。峯田さんの地元・中野(今は東中野だけど…)。「お台場もいいけれど、ふら〜って気軽に来られるのが嬉しい」と言っていたように、歴史あるこの場所でのライブは、きっと特別だったに違いない。

押すことなく、開演19時きっかりにスタート。ステージ上のスクリーンに映し出されたVTRから始まる。どうやら札幌公演を終えたあとのものらしい。ラーメンを食べ終え、札幌の街を歩く峯田さん。彼に気づくファン。若者はわかるんだけど、ドラマの影響で中年の男性にも声かけられたりして。それってすっごく素敵なことだなあって。

そして峯田さんは客席から現れた。「人間」からスタートした。若干の混乱はあったけれど…なんて彼らしい。今までライブハウスで観るもの…というイメージが強かっただけに、ちゃんと客席があってそこで観る感じに違和感をもっていた客は多かったようだ。だってみんな、本当は暴れたかったんだろう。みんなどこで今まで溜め込んできたその思いを爆発させていいかわからずにいた気がする。ようやく「イエス!イエス!」とひとつになった「あいどんわなだい」は9曲目だった。

この間それこそお台場で観たときは、峯田さん+サポメン3人と完全に独立した構図だったのが、あのときよりもバンドサウンドが増え(「新訳 銀河鉄道の夜」は今まで前半はギターの弾き語りだったのに、今回はほぼCDに近い感じだった!)、演奏中のコミュニケーションが増えたのは、なんだか嬉しい気がする。ベースの藤原さんとのハイタッチが印象的だった。そしてなにより、ラストの「愛してるってゆってよね」にも参加してたことが(若干遠慮気味ではあったけど)、どんどん新生・銀杏BOYZがどんどん進化してる気がして…村井さんも観に来てたらしいけど、それをどういう気持ちで見守ってたんだろうか…気になる。またいつになるかわからない笑、アルバムもツアーも、楽しみにしてます。

ずっと真面目な感じでMCしてきたのに、最後水虫の話でオトす、峯田さん最高。翌日、インスタに怪我してボロボロになった脚の写真がアップされてた。名誉の負傷。わたしはそうやっていつも死ぬ気でステージに立つ彼が大好きだ。時にその歌で人を殺せそうなくらいの顔してるのに、時に一般人みたいにくしゃくしゃになって笑ってステージに立つことを喜んでいる。でももう、人を悲しませる怪我だけは、しないでね。

 

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