2015/12/29 CDJ
2015年思い出のライブ
1. 9/6 ミスチル日産スタジアム 2.5/31 GLAY東京ドーム 3.8/2 ロッキン
まだCDJ3日間残しているとはいえ、ここで今年印象に残ったライブの話でも。わたしはここ数年ですごいライブ行ってる人みたいに思われるようになったけど、実際半券見直してみたらそうでもないんだよなあ。フェスも含め実は同じアーティストが多くて。しかも思い出に残ったライブって、結局ミスチルかGLAYか、みたいになってしまって。そこを越えてくれなかったというか。初めて行って、これ衝撃的だった!みたいなのがなかった。というわけでわたしの中で順当な結果になってしまった。
ミスチルはアリーナ、ドーム&スタジアムツアー含め計4回も観に行った。今まで1年に1回観られればいいやくらいだったのに(というかそもそもチケットが当たらない)、何度も書くけどアルバム『REFLECTION』が素晴らしすぎたので、それだけ行ってもまだ「欲しい」と思わせるあの感じが恐ろしい。特に印象に残ったのは、Mステのスーパーライブで桜井さんも言っていたずぶ濡れ日産ライブだと思う。ライブ中、直接は濡れなかったけどね。ミスチル、しばらくはツアーとかないだろうからな…
GLAYは20周年記念の締めくくりということで、東京ドーム2日間とも行ったけどそれはそれは長いことファンやってきた人間にとっては歴史の重みを感じる内容だった。あとわたしがGLAYの曲の中で一番好きな「軌跡の果て」という曲をやったのがすごく大きかった。アンケートに毎度毎度書いていたのに全然やらないから、もう聴けないと思ってたくらい。両日甲乙つけ難いんだけど…やっぱりYOSHIKI登場の衝撃が大きかったので選ぶとしたら2日目かな。震えたよね、あれは。GLAYってやっぱり時々帰って来たくなる場所なんだよな。運良くホールツアーのチケットが当たったので、来年は久しぶりに地方遠征の予定。
ロッキンは何があったってわけではないけど(あったとしたら超絶暑かった)、夏のイベントとして。地味にトリの星野源が観られて良かった。
あと、せかおわの日産スタジアムもよかったんだけど、あれを2日間で14万人動員とか書いちゃう感じがどうかなと思ったりもする。いや、半分しか使ってないでしょっていう。
全体的に、やっぱどうしても、曲でノる、踊る、盛り上がるだけではあんまり心には残らないみたい…それはそれで楽しいけどね。どこかで「歌詞に意味があってほしい」と思ってしまう、この性格上。今back numberにハマってるのも当然の結果なのかもしれないなあ(ミーハー感でまくりですみません、でもたまたまのタイミングなんだから!)。
2015年最も聴いた1枚
これはもう、ぶっちぎりでミスチルの『REFLECTION』である。優勝。ミスチルの曲はもうずっと聴いているし、ライブも毎回行っているけれど、最近正直、メロディー、歌詞までしっかり覚えた曲がいくつあっただろうか…っていう感じだった。ところが「発売前の曲を披露する」アリーナツアーではぴんとこなかった曲も、その後ちゃんと聴き込んで、どんどんハマっていって…本当に、これだけの長い年月やっていて、まだこんなに素晴らしい曲が出てくるのか!という気持ちになった。参りました、って。好きな曲は…だめだ、いっぱいある。胸を熱くさせる「斜陽」、冒頭からワクワクが止まらない「未完」「fantasy」、かわいさ・ポップさが溢れてる「運命」。そして「Starting Over」。これは『SONGS』(NHK)で曲が誕生するまでの過程を観たのがかなり大きかった。映画『バケモノの子』もすごく面白かったし。
アホみたいに毎日聴いてたから、おかげさまでそのあと行ったドーム&スタジアム公演はこれでもかというくらい楽しめた。同じセットリストだから1回でいいやと思ったけどやっぱり足りなくて、豪雨の日産スタジアムにも結局行ったほどだったから(ライブの感想については別記事で気持ち悪いくらいの熱量で書いたので熱くなりたい人はお読みください)。本当言うとあともう1回くらい観たかったかも。それくらい印象に残る1枚だった。
きょうあたりアリーナツアー&映画が収録されたBlu-rayが届くはず。まだまだ『REFLECTION』熱はおさまりそうにない。
back numberのアルバムの感想を書きつつ自分の歪んだ恋愛人生を嘆く
最近の移動時間の楽しみは、もっぱらback numberのニューアルバム「シャンデリア」を聴くこと。「クリスマスソング」とかもうテレビで聴きまくって結構おなかいっぱいだと思っていたのに、改めて耳に直で、その音を聴いてみるとすごくよすぎて、電車の中なのに泣きそうになる。恐ろしい。
アルバムの中ではいまのところ「僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい」がぶっちぎりで好きなんだけど、特にこの曲は初期のミスチルやマイラバみたいなサウンド全開でうわああああってなる。ザ・小林武史ってゆう感じ。でも別に小林武史の音だから好きっていうわけじゃなくて、やっぱり歌詞がぐっとくるよね、、、わたしもずっとタイトル通りの人生を送っているからかな。そして「助演女優症2」で追い討ちをかける。この歌詞は今まで(いろんな意味で)関わりのあった男どもに読み上げてやりたい、、、マジで。
最近テレビでも散々back numberの歌詞の秘密だのをやってていい加減擦りすぎだろって思うけど、どの番組も取り上げざるを得ないほど、魅力的なのはわかる。恋愛であまりいい思いをしたことがないわたしとしてはやっぱりグググッときてしまう。どっちかっていうと今までモテてきた人がきいちゃいけないタイプの音楽。聴いてもどうせ、その気持ちわからんでしょ、って思ってしまう。曲は結構ポップなのに、中の人も歌詞も少し擦れてるんだよな笑
そういえばこの間某番組でタンバリンをとりあげていたけれど、「サイレン」なんかはそのタンバリンが胸の高鳴りを表すようにとても効果的に使われていて。そういうのもあわせて聴いてみるとなんだか面白い。
CDJでは何歌うんだろうな〜今から楽しみ。
カセットテープの思い出
銀杏BOYZの「光のなかに立っていてね」「BEACH」のカセット版を買った。峯田さんこだわりのカセット。思えばカセットテープに録音することはあっても、自分でカセットの音源を買うのは初めてかもしれない。限定品だって聞いてたからもしかして狙ってる人いっぱいいるんじゃないかなあと思いつつ、開店と同時に新宿のタワレコへ。J-POPコーナーのどこにもなくてもしかしてすでに売り切れてしまったか!?と、おそるおそる店員さんに「ぎ、銀杏BOYZのカセットってありますかね、、、」って訊いたら、なんとその人が店頭に出す前のカセットをちょうど持っていて、ついつい「あ、それだ!」って言ってしまった。なんという偶然。というわけでめでたく手に入れることができた。買えないかと思ってた。見た感じ両方とも10本くらいはあったっぽい。もう売り切れてしまったのだろうか。
だがしかし!困ったことに今、カセットテープを聴ける環境にない。本来ならかなり少数派ではあるものの、今すぐ再生できる人の手に渡るべきなのかもだけど…カセットで聴くと、どうなんだろな。また違った感じに聴こえるんだろうな。そもそもカセットから聴こえる音楽ってどんな感じだったっけ。どなたか再生機器を貸してください。
ここからはわたしのカセットにまつわる思い出話。わたしは学生時代バリバリカセットテープにお世話になった人間である。当時友達が自分のお気に入りの曲をいっぱい入れてくれたカセットをわたしに貸してくれたことがあって、それはそれは本当に衝撃的だった。わたしもすぐマネして、近くのレンタル屋さんに行って、気になったCDをかたっぱしから借りてた。そして狂ったように聴いていたなあ笑。あの時受けた影響は、本当に大きい。曲の並び、時間、バランスを考えたり、インデックスカードに曲名を記入するのも…とにかく全部楽しかった。借りられなかった分は、ラジオの音楽番組を録音したりもしてた。ああ、そういえば。わたしの大好きなGLAYのTAKUROさんのラジオ番組も、ずっとテープに録音していたんだ。「ミリオンナイツ GLAY LINE with TAKURO」の頃から。途中からMDに変わったけど。もう捨てられちゃったかもしれないな。
…ってこんなふうに自分語りしてるけどさ、今、聴けないから、、、