すごい音楽

ライブを観たときの話とか。

恋しさとせつなさと…ってなんかそおゆう曲あったな

Love Is Beautiful

わたしはここ1〜2年でそこそこ色んなアーティストの曲を聴いたりライブ行ったりするようになって…せかおわとかキュウソみたいに曲聴いてひたすら踊ってバカ騒ぎ!みたいなときもあるけれど、やっぱりわたしの原点ともいえる急にGLAYの歌詞に、メロディーにときたま戻りたいときがある。今、ちょうどその時。GLAYにはポップな曲もハードな曲もトガった曲も…それこそHOWEVER的な王道の曲もあったりするけれど、わたしの中ではTERUの声が1番生きる「切ない」曲がGLAYの真骨頂だと思っている。

最近だとね、その「切ない」ソングの筆頭はこれからの季節にぴったりな「冬の遊歩道」。あと、同じアルバムの「初恋を唄え」。遡ると「僕達の勝敗」「サラギの灯」「STREET LIFE」「Missing You」などなど…あー、たぶんいっぱいある。たぶんこれ1時間くらい聴き続けてたら切なさで胸が押しつぶされてしまう笑。

いや、それって主観だから、わたしがこの曲めっちゃ切ない!って思っても他の人には伝わらないかもしれない。言葉ではうまく説明できないんだけど、そういう曲に出会った時って心の奥がどうしようもなく震えるのである。そういう曲を欲してるのは、たぶん、今自分が色々切ない思いだったり厳しい状況を抱えているからなのかもなあ。

GLAYが、っていうかたぶんTAKUROが切ないんだよな。彼の性格もあるだろうし、北の大地ならではのやつもあるのではないかと笑。わたしはきっと昔から「切なさ」を感じるひとが好きで、それを感じないのは、きっと偽りの愛なんだろうな…ってどっかで思ってる。まあわたしが今抱える「切なさ」が愛からくるものなのかどうかはおいといて、迷ったときに戻れる「音楽」があるってのはいいことだなあ。

 
 

高嶺の花男さん

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今年の年末もCDJに、しかも3日連続行くことになったので友達と気になるアーティストのCDを借りたりしていろいろ聴いてみたんだけど、中でもback number(30日)にドハマりしてしまって今それしか聴いてない。前に実は知人から勧められたことがあっって、そのときも何度か聴いてはみたものの、当時はそこまで欲してなかったんだと思う。詳しくは言わないが、「高嶺の花子さん」みたいなこと思うこともあるし、多分、今こそそういう気分なんだろうな。

そして後で気づいた、今、月9の主題歌に使われている。なんかタイミング的にその流行に便乗した感半端ない。よくわからない言い訳だがわたしが手にしたのは過去のアルバムであって新曲ではない。がしかし!勢いに乗って来月出るというアルバムを予約してしまった、、、

まだ全部の曲を聴いたわけではないけれど、全体の印象として「うまくいかない恋」「嫉妬」みたいな歌詞がすごく多く、典型的にいろいろうまくいっていない人生を歩んでいるわたしとしては格好の曲なのである。わたしが求めている「切ない」が詰まっている。しかもWikiレベルで申し訳ないが、ヴォーカル清水さんの音楽を始めた理由が「高校生の時に、彼女をバンドマンに取られたのをきっかけにバンドを始める。」とかなり初めから歪んでいて、ああ、そうか笑って。なんか納得した。

今のところ一番ぐっときたのが「世田谷ラブストーリー」で、なぜかこの歌の主人公の男性の気持ちになって泣いて聴いているっていう。まあ現実を見るとわたしが終電に間に合わなくなったらクソみたいな結末しかないので、この歌詞の世界みたいにロマンチックなことが起こればいいのに、相手の男性がこんな純粋な気持ちで考えてくれていたらいいのに…とか思ってしまう。

なるわけないか笑

 

犬鼠の仲

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キュウソネコカミ「試練のTAIMANツアー」六本木EXシアターに行ってきた。仕事でEXタワーにくるとライブの客と間違われて入口で警備員に止められることがあるんだけどきょうはちゃんと客である(作家の貫録ほしい)。対バン相手は忘れらんねえよ。1月のツレ伝以来。どっちも好きだからうれしい。

どっちも曲をじっくり聴く…というよりはノってノってノリ倒す感じだから正直この曲聴いて涙を流して感動した!みたいなのはないんだけど笑、それよりもパフォーマンスやMCの印象が大きい。両者とも下から這い上がってきました…ファンを食いまくるバンドマンなんて大嫌いだ…みたいなタイプだからすごい好感は持てるけどむしろいつかもっと売れた時に週刊誌かなんかでスッパ抜かれてほしいよね笑。面白いからさ。

新しいアルバムだと「ビーフorチキン」「NEKOSAMA」、旧曲だと「たまにいるタラシくん」「何も無い休日」「KMDT25」あたりが聴けてよかったなあ。あと大好きな「伝統芸能」ね。最後のほうで感極まった表情で「ブルース」を歌っていたセイヤさんは、とても「穏やかな顔つき」ではなかった。絶唱。これからも人の上を歩き続けてほしい。

来年のワンマンのチケット(Zepp Tokyo)も無事ゲットできたので今から楽しみにしている。

 

オオカミ×シマウマ

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チケットを譲ってもらえたのでMAN WITH A MISSIONZEBRAHEADのライブに行ってきた。MWAMは昔イベントで観たことあるくらいで正直全然詳しくなくて、後ろの方でなんとなく楽しめればいいやと思っていたのに結局楽しくてモッシュに加わる始末。よっぽどストレス溜まってたんだろうなあと思う(ただ騒ぎたかっただけ!)。メガネだったからあまり本気だせなかったけど。映像も面白かった(まああのビジュアルでは何しても大抵笑えるんだだけど…)。

ZEBRAHEADも酒をガブガブ飲んだり「おっぱい見セテ」と連呼したりとにかく明るい安村のマネしたりなかなか面白かった。

記念にTシャツ買いたかったのに、ギリギリにいったらほぼ完売だった。悔しい。っていうかグッズがどれもおしゃれで普段使いできるアイテムばかりでうらやましかった。

 

ベットインよりベッドイン

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きのうはクリープハイプがキュレーターをつとめるBowline Liveへ。出演バンドの1組である銀杏BOYZは、ここ最近ずっと弾き語りで出演していたけれど、前回大阪のフェスでバンド編成になったと知って、すごく楽しみにしてた。

1曲目は新曲の「生きたい」。前回のビバラで初披露されたとき、それこそ弾き語りで、周りは正直ポカーンとしていたところもあったけど、途中からバンドが加わって、その迫力に圧倒されてしまって。魂が宿ったって、きっとこういう感じ。1曲で20分くらいあったと思う。途中から、世界観といい、歌い方といい、なんとなく中島みゆきと重ねてしまってた。わたしがどうしても彼に惹かれてしまうのは納得だなあと(本人が意識しているのかどうかはわからないけど)。

1曲目でガツーンと聴かせておきながら、2曲目は「BABY BABY」だから参ってしまう。その幅の降り方というか。サビの部分、みんなで大合唱。そして「ぽあだむ」「新訳 銀河鉄道の夜」。弾き語りもいいけどバンドで歌う峯田さんはキラキラしすぎてて・・・たった4曲だったけど、あ~、これが聴きたかったんだ、って思った。まあ、おとなしめの曲が多かったのであまり大きな騒ぎにもならずファンは不完全燃焼だったかもしれない・・・(すごいガタイのいい警備員がわんさかいたのにほとんど活動せず笑)。

ネットで無料でいくらでも音楽が聴ける時代に、わざわざチケットを買ってこんな遠くまで来ていただいてありがとうございます・・・と峯田さんは言っていた。やっぱりあの感動はライブでないとわからない。だから足を運ぶ。わたしは昔、CD通りにうまく歌うことが歌のすべてだと思っていたけれど、いや、うまく歌えることは前提なんだけど、でもそれだけじゃなくて、パフォーマンスにおいて感情を揺さぶる何かがとても重要なんだなと思った。うまいだけじゃだめなんだ。

とはいえ一番くったくたになったのはトリのクリープハイプである。飛んだなあ~。エロ、ラブホテル、社会の窓の盛り上がりは半端なくて(※どれも曲名!)、スタンディングで観るのは初めてだったから勢いに圧倒されてしまった。HE IS MINEに至っては・・・みんな「あれ」叫びたいだけじゃん、っていう笑。

そんなこともありつつ、MCで尾崎さんが「昔、ギターもってタワレコにいるのが恥ずかしくて…音楽やってるって思われたくなくて。自分に自信がなくて」って言ってたのがとてもとても印象的だった。わかる。今のわたしがそうだから。最近自分が放送作家だって名乗ることがすごく恥ずかしくて、何も悪いことしてないんだけど、誰かに誇れるようなこと何一つしてなくて、周りにどんどん置いていかれてる気がして・・・だから最近ネット上でも安易に名乗るのをやめた。やめることのほうがデメリットがありそうだけど、今名乗るだけの仕事ができているかっていったら全然できてない。そんな風に思ってた人が他にもいたなんて(今は思ってないだろうけど)。少しだけ嬉しかった。

来月は今のところライブの予定がない。どうやって生きていこう!!!