すごい音楽

ライブを観たときの話とか。

2018/11/12 銀杏BOYZ ツアー2018「GOD SAVE THE わーるど」@Zepp Nagoya

https://www.instagram.com/p/BqFQyjKBZdr/

11月にして今年初めて(で多分今年最後)の銀杏BOYZのライブは名古屋だった。なぜなら東京で取れなかったからだ。

ライブは去年の年末以来・・・ということで久しぶりに観て驚いたことがある。このツアーだけなのか、それとも最近ずっとそうなのかわからないけれど、峯田さんのライブのスタイルが随分と変わったように思う。ちょっと前だと、ライブの最中は完全に別人格で、その熱量とパフォーマンスである意味人が殺せるんじゃないかぐらいの勢いを感じていた。もちろん客席にダイブしたりマイクを額に打ちつけたりと今まで通りの部分もある。ただ、過去に武道館のMCで話していた、最初から最後までフルマラソンを全速力で・・・みたいな印象はあまり感じられなかった。どこか冷静でいる部分があったというか。そして、今年は映画やドラマの出演も多かった1年だったが、それもあるのか歌い方や表現も変化したように感じた。決してそれが悪いとかではなく、すごく余裕を感じたし、むしろ安心してライブを楽しめたというか・・・。 お前何様だよって感じで申し訳ないけれど、特に印象に残っているのが実はそこなのだ。とわたしと同じことを感じた人はどのくらいいただろう。アンコールで、BiSHのセントチヒロ・チッチさんの名前にうろたえつつ笑、「夜王子と月の姫」で演奏&コーラスをする雰囲気も、親のような眼差しで、なんだか優しかった。

ちなみにセットリストは東京と変えていたようだ。名古屋の1曲めは「生きたい」。久しぶりに聴いたけど、アレンジも少し変わっていて、個人的には今のバージョンのほうが好みだった。

 

夜王子と月の姫 / きえないで